ラッコサーバーでは無料独自SSLのほか、持ち込みの有料SSL証明書をインストールすることも可能です。
この記事では、有料SSL証明書の設定（インストール）方法を説明します。
1. サーバー管理画面（cPanel®）ログイン
サーバー管理から、対象サーバーの操作欄をクリック＞「サーバー管理画面（cPanel®）」をクリックします。
cPanelを初めて開く場合などは、「Choose a starting point」画面が表示されます。右上の×か、「スキップ」を押してください。
※「Explore Account」をクリックするとcPanel管理画面に遷移します（×、スキップと同様）。
※「Restore from backup」をクリックするとバックアップの復元操作画面に遷移します。
2. SSL/TLSを選択
cPanel管理画面のセキュリティ＞「SSL/TLS」をクリックします。
3. 「SSLサイトを管理します。」を選択
SSL/TLS画面右下の「SSLサイトを管理します。」をクリックします。
4.ドメイン選択
画面下方へスクロールし、「SSL Webサイトをインストールします」からSSL証明書のインストールを行います。
まずはドメインのセレクトボックスから、証明書インストール先のドメインを選択してください。
5. 証明書の貼り付け
- 証明書:（CRT）に、CRTファイルの中身を貼り付けます。
- 秘密キー:（KEY）に、KEYファイルの中身を貼り付けます。
- 証明機関バンドル:（CABUNDLE）に、CAファイルの中身を貼り付けます。
全て終えたら「証明書のインストール」をクリックしてください。
「SSL証明書が正常に更新されました」の画面が出たら、インストールは完了です。
6. SSL化の確認
SSL/TLS画面内「インストール済みSSL Webサイトの管理」から、ドメインごとのSSL化状況を確認することができます。緑色のカギマークがSSL有効、赤色が無効の状態を表しています。
7. SSL化されていないサブドメインをAutoSSLから除外する
対象ドメインのサブドメインの中に未SSLのもの（持ち込みSSLの対象外のサブドメイン）が存在する場合、AutoSSLの自動処理によって対象ドメインの持ち込みSSLがラッコサーバーの無料独自SSLへと置き換えられてしまいます。これを防ぐため、未SSLのサブドメインをAutoSSL対象から除外しておきます。
サーバー管理から、対象サーバーの操作欄をクリック＞「SSL/TLS Status（AutoSSL）」をクリックします。
①対象のドメイン（www等のサブドメインを付けずにドメイン名のみ）で検索
※例：ドメイン名が「example.com」ならexample.comと検索（www.example.comなどとしない）
②ドメインの左が赤マークになっている（Certificate Statusに「The installed certificate does not cover this domain.～」とある）ものにだけチェックを入れます。
③「Exclude 〇〇 Domain from AutoSSL」をクリックします。
「成功」と表示されたら作業は完了です。
