この記事では、特定のメールアドレスへのメッセージを指定したメールアドレスへ転送するための設定方法を説明します。
転送ルールを設定する(1件ずつ)
1. cPanelへログイン
サーバー管理(マイページ)にて、対象サーバーの操作欄歯車マークをクリック>「サーバー管理画面(cPanel®)」をクリックします。
※「Explore Account」をクリックするとcPanel管理画面に遷移します(×、スキップと同様)。
※「Restore from backup」をクリックするとバックアップの復元操作画面に遷移します。
2. フォワーダーを選択
電子メール>「フォワーダー」をクリックします。
3. フォワーダーの追加
「フォワーダーの追加」をクリックします。
4. 転送設定を追加する
①転送元メールアドレスのユーザー名
②転送元メールアドレスのドメイン名
③転送先のメールアドレス
以上を入力し、「フォワーダーの追加」をクリックします。
5. 設定完了
画面のような表示が出たら、設定は完了です。
6. 設定を確認する
STEP3.のフォワーダー管理画面から、転送設定の一覧を確認できます。設定を削除する場合は、メニュー右端の「削除」をクリックしてください。
転送ルールの「トレース」をクリックすると、配信設定の状況を確認することができます。
メールルーティングエラー | 配信ルーティングに問題があることを示します。 |
フィルター/エイリアスファイル | フォワーダーがメッセージをファイル化することを示します。 |
SMTPの宛先 | メッセージが外部サーバーへ転送されることを示します。 |
ローカルメールボックス | メッセージがこのサーバーのローカルアドレスに転送されることを示します。 |
複数の転送ルールを一括設定する
1. 転送ルールの一覧ファイルを作成する
①転送元のアドレス、②転送先のアドレスを図のような形式で記録したXLSファイルまたはCSVファイルを用意します。
2. cPanelへログイン
サーバー管理(マイページ)にて、対象サーバーの操作欄歯車マークをクリック>「サーバー管理画面(cPanel®)」をクリックします。
※「Explore Account」をクリックするとcPanel管理画面に遷移します(×、スキップと同様)。
※「Restore from backup」をクリックするとバックアップの復元操作画面に遷移します。
3. アドレスインポーターを選択
cPanelメニュー>電子メール内「アドレスインポーター」をクリックします。
4. インポート対象を選択する
①フォワーダーを選択します。
②STEP1.で用意したXLSまたはCSVファイルを選択します。
③必要に応じて区切り記号、ファイルの最初の行をヘッダーとして認識するかどうかを選択します。
「次へ」をクリックします。
5. データを確認し、転送元のドメインを選択する
取り込んだデータの各列とヘッダーが対応しているか確認し、転送元のドメインを選択します。
手順2で選択したドメインがSource(転送元)のドメイン部分として適用されます。
6. 転送設定を確認する
ソース(転送元)のアドレスがSTEP5.の手順2で選択したドメインになっていることを確認します。
問題なければ、「終了」をクリックします。
7. インポート実行結果
インポート結果が表示されます。
!マークの付いたものはインポートが失敗しています。失敗理由が記載されていますので、指示に従って修正を行い、個別で転送設定を追加するか再インポートを行ってください。※同じファイルの再インポートを行った場合、既にある転送設定はスキップされます
8. 転送設定を確認する
インポートした転送設定を確認するには、cPanelメニュー>「フォワーダー」をクリックします。
電子メールアカウントフォワーダーから、転送設定の一覧を確認できます。設定を削除する場合は、メニュー右端の「削除」をクリックしてください。
転送ルールの「トレース」をクリックすると、配信設定の状況を確認することができます。
メールルーティングエラー | 配信ルーティングに問題があることを示します。 |
フィルター/エイリアスファイル | フォワーダーがメッセージをファイル化することを示します。 |
SMTPの宛先 | メッセージが外部サーバーへ転送されることを示します。 |
ローカルメールボックス | メッセージがこのサーバーのローカルアドレスに転送されることを示します。 |
特定ドメインへのメールを別ドメインへ転送する(ドメインフォワーダー)
ドメインフォワーダーを使って、特定ドメインへのメールを別のドメインへ転送することができます。この機能は、システムが送信先アドレスにメールを配信できない、または自動返信設定が存在しない時のみメールの転送を行います。
ドメイン変更を行った場合などに設定しておくと、メールの取りこぼしを防ぐことができます。
example1.comからexample2.comへの転送設定を作成していて、誰かがuser@example1.comへメールを送信した場合
- user@example1.comのメールアカウントまたは自動返信設定が存在する場合、システムはメールを転送しません。
- user@example1.comのメールアカウントまたは自動返信設定が存在しない場合、システムはuser@example2.comへメールを転送します。
1. cPanelへログイン
サーバー管理(マイページ)にて、対象サーバーの操作欄歯車マークをクリック>「サーバー管理画面(cPanel®)」をクリックします。
※「Explore Account」をクリックするとcPanel管理画面に遷移します(×、スキップと同様)。
※「Restore from backup」をクリックするとバックアップの復元操作画面に遷移します。
2. フォワーダーを選択
電子メール>「フォワーダー」をクリックします。
3.ドメインフォワーダーの追加
「ドメインフォワーダーの追加」をクリックします。
4. 転送元・先のドメインを入力
左側に転送元のドメイン、右側に転送先のドメインを入力します。
5. 追加完了
画面の表示が出たらドメイン転送の設定は完了です。
6. 追加内容の確認
ドメイン転送はフォワーダー画面「ドメインのすべての電子メールを転送」から一覧で確認することができます。設定を削除する場合は、対象設定右側の「削除」をクリックしてください。