という方向けに、この記事ではWordPressのコメントのスパム対策を2つ紹介します。
①Google reCAPTCHAを用いた方法
②プラグイン:Throws SPAM Awayを用いた方法
Google reCAPTCHAを用いたスパム対策
(プラグイン:Advanced Google reCAPTCHA)
コメント投稿フォームにreCAPTCHAを導入することで、ボットによるスパム投稿を大幅に減らすことができます。
1.reCAPTCHAに登録する
GoogleのreCAPTCHA公式ページにアクセスします。
アクセスしたら「使ってみる」ボタンをクリックしてください。
新しいサイトを登録するページが開くので、必要な情報を登録します。
① ラベルを入力:後でサイトを容易に識別できるようラベルを設定します。
② reCAPTCHAタイプを選択:チャレンジ(v2)を選択してください。
(※v2は「私はロボットではありません」チェックボックスが表示されるタイプで、設定も簡単、視覚的にセキュリティ対策が伝わりやすいためおすすめです)
③ ドメインを入力:「reCAPTCHA」を設定したいサイトのドメインを登録します。
次に、Google Cloud Platformにプロジェクトを作成します。
すべての項目の入力が完了したら、「送信」をクリックします。
登録が完了したら、サイトキーとシークレットキーが表示されます。
後から使用するので、それぞれをコピーしてください。
2.WordPress管理画面にログインする
コメントのスパム対策を実施したいWordPressの管理画面にログインしてください。
3.プラグインを新規追加する
メニューの中にある「プラグイン」を開き、新規追加をクリックします。
4.「Advanced Google reCAPTCHA」を検索する
右上の検索フォームに「Advanced Google reCAPTCHA」と入力して検索してください。
5.インストールして有効化する
ボタンが「有効化」へと変わるので、再びクリックしてください。
6.reCAPTCHAを設定する
WordPressの管理画面の左側メニューから「設定」を開き、その中にある「Advanced Google reCAPTCHA」をクリックします。
プラグイン設定画面で下記を設定します。
①「Google reCAPTCHA v2」を選択
②先ほど取得したサイトキーとシークレットキーをペーストして入力
入力が完了したら「Verify Captcha」をクリックします。
「Verify Captcha」をクリックすると、「私はロボットではありません」チェックボックスが表示されるので、チェックを入れ、「Submit Captcha」をクリックします。
「Captcha has been verified successfully」と表示されたら設定は完了です。
7.コメント投稿フォームでreCAPTCHAを有効化する
「Where to show」から「Comment Form」をONにして、「変更内容を保存」をクリックします。
コメント投稿フォームでreCAPTCHAが有効になると「私はロボットではありません」チェックボックスが表示されます。
プラグイン:Throws SPAM Awayを用いたスパム対策
Throws SPAM Awayは、日本語を含まないコメントをブロックできるスパム対策プラグインです。日本語サイトとの相性が良く、特に海外からのスパムコメントが多いサイトに効果的です。
1.WordPress管理画面にログインする
コメントのスパム対策を実施したいWordPressの管理画面にログインしてください。
2.プラグインを新規追加する
メニューの中にある「プラグイン」を開き、新規追加をクリックします。
3.「Throws SPAM Away」を検索する
右上の検索フォームに「Throws SPAM Away」と入力して検索してください。
4.インストールして有効化する
ボタンが「有効化」へと変わるので、再びクリックしてください。
5.プラグイン:Throws SPAM Awayを設定する
WordPressの管理画面の左側メニューから「Throws SPAM Away」を開きます。
設定画面でコメントのスパム対策機能を設定します。
以下のような項目を設定することができます。
- 日本語が含まれていないコメントを拒否
- 一定時間内スパム認定機能
- 特定のNGワードを含むコメントを拒否
必要に応じて適切なオプションを選び、「変更を保存」ボタンをクリックすれば設定が反映されます。
設定が反映されるとコメント欄下部に設定した注意文が表示されます。
※注意文の初期設定:日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)
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コメント機能自体を無効化したい方はこちら