という方向けに、この記事ではプラグイン:「Redirection」を使って簡単にリダイレクトを設定する方法を解説します。
ページのURLを変更したり削除したりすると、古いURLにアクセスした人がエラー(ページが見つかりません)になってしまいますが、リダイレクトを設定しておけば、古いURLにアクセスした人を自動で新しいページへ案内することができます。
リダイレクトには以下のメリットがあります。
・ユーザーが迷わない
・サイトの評価(SEO)を守れる
・サイトの信頼性を保てる
ラッコサーバーをご利用の場合、サーバーのデフォルト機能でリダイレクトを設定することが可能です。
目次
「Redirection」を使ってリダイレクトを設定する方法
1.WordPress管理画面にログインする
リダイレクトを設定したいサイト(古いURLのサイト)のWordPress管理画面にログインしてください。
2.プラグインを新規追加する
メニューにある「プラグイン」を開き、「新規プラグインを追加」をクリックします。
3.「Redirection」を検索する
右上の検索フォームに「Redirection」と入力して検索してください。
4.インストールして有効化する
検索結果から「Redirection」を探し、「今すぐインストール」ボタンをクリックしてください。
ボタンが「有効化」へと変わるので、再びクリックしてください。
5.初期設定を行う
WordPressの管理画面の左側メニューから「ツール」を開き、その中にある「Redirection」をクリックします。
初回起動時に簡単なセットアップ画面が表示されるので、指示に従って進めます。
6.リダイレクトを設定する
「Redirection」の「転送ルール」ページにある「新規追加」ボタンをクリックします。
転送ルール画面が表示されるので、必要な情報を入力していきます。
①「ソースURL」:リダイレクト元となるサイトのURL・ページのパス(古いURL・パス)を入力します。
②「ターゲットURL」:リダイレクト先のサイトURL・ページのパス(新しいURL・パス)を入力します。
歯車マークをクリックすると、「リダイレクトタイプ(301、302など)」やリダイレクト条件の設定など、さらに細かいオプションを設定できます。
基本的なリダイレクトであれば、「リダイレクトタイプ」は「301(恒久的な転送)」を選択しておきましょう。
■ 301リダイレクト(恒久的な転送)
301リダイレクトは、「このURLは恒久的に移動しました」という意味を持ちます。検索エンジンにも新しいURLを正式なものとして認識してもらえるため、SEO効果(リンク評価やページ評価)も新しいURLに引き継がれます。
【使う場面】:サイトリニューアルや、URL構造変更など、永続的にURLを変更する場合。
■ 302リダイレクト(一時的な転送)
302リダイレクトは、「一時的に別のページへ移動しているだけ」という意味です。元のURLが最終的には復活する前提なので、SEO評価は元のページに残ったままになります。
【使う場面】:サイトの一時的なメンテナンスや、期間限定キャンペーンページへの誘導など、一時的にURLを切り替える場合。
基本的には恒久的な変更なら「301リダイレクト」、一時的な変更なら「302リダイレクト」を使うと覚えておきましょう。
すべての入力と設定が完了したら、「転送ルールを追加」ボタンをクリックします。
設定後、古いURLにアクセスして、正しく新しいURLへリダイレクトされるか確認してください。
もしリダイレクトがうまくいかない場合は、ブラウザキャッシュやサーバーキャッシュをクリアしてから再確認してください。