取得したDKIMレコード
生データ(TXTレコード)
パース済みDKIM情報
公開鍵サイズ
「DKIMレコード確認ツール」は、指定したドメイン名とセレクター名に基づき、DNSに登録されているDKIMレコード(公開鍵)を無料で簡単に検索・表示するためのWebツールです。
メールサーバーの構築時やメール配信サービスの導入時に、DKIM設定がDNSに正しく反映されているかを確認したい場合に役立ちます。
入力された情報をもとにDNSサーバーへ問い合わせ、取得したTXTレコードを「生データ」として表示すると同時に、バージョン(v=)や鍵タイプ(k=)、公開鍵(p=)などの情報を解析(パース)し、分かりやすく整理して表示します。
目次
ツールの使い方
使い方はシンプルです。3つの項目を入力し「確認する」ボタンをクリックするだけです。
- セレクター名 (必須): 確認したいDKIMのセレクター名を入力します。(例:
default,google,k1など) - ドメイン名 (必須): 確認したいドメイン名を入力します。(例:
example.com) - DNSサーバー (任意): 特定のDNSサーバーで名前解決を試したい場合に、そのIPアドレス(例:
8.8.8.8)を入力します。空欄の場合は、標準のDNSサーバーが使用されます。
ボタンをクリックすると、[セレクター名]._domainkey.[ドメイン名] の形式でDNSのTXTレコードを検索し、結果を表示します。
このツールで取得する情報の基礎知識
ツールを利用する上で知っておくと役立つ、メール認証に関する基本的な用語を解説します。
DKIM (DomainKeys Identified Mail) とは?
DKIMは、「送信ドメイン認証技術」の一つで、メールの送信元が正当であること、そしてメールが途中で改ざんされていないことを証明するための電子署名の仕組みです。
送信側サーバーは、メール送信時に「秘密鍵」で署名を作成し、受信側サーバーは、送信元ドメインのDNSに登録されている「公開鍵」を使ってその署名を検証します。これにより、なりすましメールやフィッシング詐欺を防止する効果があります。
セレクター (Selector) とは?
セレクターは、DKIMの署名と検証に使用する「公開鍵」を特定するための識別子です。
1つのドメインで複数の秘密鍵(と公開鍵のペア)を使い分けるために使用されます。例えば、社内メールサーバー用の鍵と、メール配信サービス用の鍵を別々のセレクター(例: default と sendgrid)で管理できます。
DKIMレコード (公開鍵) とは?
DKIMの検証に使われる公開鍵の情報が書かれたDNSレコードのことです。一般的に「TXTレコード」として、[セレクター名]._domainkey.[ドメイン名] という名前で登録されます。
このツールで表示される「生データ (TXTレコード)」がそれにあたり、v=DKIM1; k=rsa; p=... という形式の文字列が含まれています。
このツールが役立つときはどんなとき? ユースケースは?
このDKIMレコード確認ツールは、以下のような場面で特に役立ちます。
- メールサーバーのDKIM初期設定時 Google Workspace (旧 G Suite) や Microsoft 365、あるいは自社サーバーでDKIMを設定した直後に、DNSに公開鍵が正しく登録・反映されているかを確認したいとき。
- メール到達率のトラブルシューティング時 送信したメールが「迷惑メール」フォルダに入ってしまう、または受信拒否される場合に、原因の一つとしてDKIM設定の不備が考えられます。このツールで設定が正しいかを確認できます。
- 外部メール配信サービスの利用時 SendGrid、Amazon SES、Mailchimpなどの外部サービスを利用してメールを送信する際、そのサービス用のDKIM設定が自社ドメインに正しく反映されているかを確認したいとき。
- セキュリティ設定の監査時 自社ドメインのメールセキュリティ設定(DKIM, SPF, DMARC)を定期的に見直す際、現状のDKIMレコードがどうなっているかを把握するために使用します。
DKIMとSPF、DMARCの関係
DKIMは単体でも機能しますが、他の送信ドメイン認証技術と組み合わせることで、より強固ななりすまし対策となります。
- SPF (Sender Policy Framework): そのドメイン名を名乗ってメールを送信することを許可されたIPアドレス(サーバー)を指定する仕組みです。
- DMARC (Domain-based Message Authentication, Reporting, and Conformance): DKIMとSPFの両方(またはいずれか)の認証が失敗した場合に、そのメールをどう扱うか(受信拒否する、迷惑メールとして扱うなど)を、送信元ドメイン側がポリシーとして宣言する仕組みです。
これら3つ(SPF, DKIM, DMARC)を正しく設定することが、現代のメール配信において非常に重要です。







