かんたんWordPress移行機能を使って、異なるラッコサーバー契約間でWordPressを簡単に移行することができます。
移行サイトのURLと移行先サーバー契約の選択をして待つだけで完了（最短10分ほど）します。データベースのエクスポート、FTPサーバーからのファイルダウンロードなどの作業は不要です。
この記事では、かんたんWordPress移行を使ってラッコサーバー契約間で移行する方法を説明します。
- ラッコマーケットに出品するために無料お試し契約に分離する（RK2→RK1など）
- ラッコマーケットで購入したサイトを既存契約に統合する（RK1→RK2など）
かんたんWordPress移行（ラッコサーバー契約間で移行する）の注意事項
- サーバー契約は、移行元・移行先いずれも同じラッコID管理である必要があります。異なるラッコID間で移行したい場合はまず一つのラッコIDにサーバー契約を移動してから、本機能をご利用ください。
- サブドメイン設定があるサイト/サブドメイン運営/サブディレクトリ運営/マルチサイト/WordPress.comは移行対象外です。
- 必ずしも移行を保証する機能ではございません。（大容量サイトは失敗可能性上昇）
- 移行元サーバー契約からドメイン設定が削除されます。（WordPressアンインストール）
- FTP上で参照できるファイルは移行されます。（「.htaccess」「/wp-contentの外に独自に設置されたファイル」も含む）
- ads.txt/メモ情報/DNS設定（標準設定以外の部分）は引き継がれます。
- リダイレクト設定/メール設定などのドメイン設定に紐付く情報は引き継がれません。
- サイト移行後、数分～数時間程度のダウンタイムが生じます。（SSL証明書の認証待ち、DNS情報の浸透待ち）
※移行元サーバーは自動解約されません
かんたんWordPress移行を始める
1. 移行方法を選択する
ラッコサーバー管理画面のメニューから、「かんたんWordPress移行」をクリックします。
「1. 移行方法の選択」で「ラッコサーバー契約間で移行する」を選択します。
2. 移行元WordPress情報の入力
移行元のWordPressのURLを入力します。「一覧から選択する」で、管理中のWordPress一覧から簡単に入力することもできます。
3. 移行先サーバー契約の選択
「3. 移行先サーバー契約の選択」で、新規契約するサーバーのプランを選択してください。
プランを選んだら、「移行開始」をクリックします。
「既にお持ちのサーバー契約を利用する」タブを選択して、移行先のサーバーアカウントを選択してください。
その後、「移行開始」をクリックします。
3. 移行処理開始
移行処理が開始されると、「移行状況確認」のページに遷移します。処理が完了するまでしばらくお待ちください（処理を待つ間、この画面は閉じて問題ありません）。
移行処理は最短10分ほどで完了しますが、混雑時はお時間を頂く場合がございます。処理完了後、メールで結果をお知らせします。
4. 移行完了
移行処理結果はメールでお知らせされます。移行状況確認ページでステータスと簡易動作チェックの結果を確認できます。
移行成功・簡易動作チェックも正常の場合
ラッコサーバー管理画面から、移行先のWordPressの動作確認を行ってください。
サイト移行後は、数分～数時間程度のダウンタイムが生じます。（SSL証明書の認証待ち、DNS情報の浸透待ち）サイトが表示されない場合はしばらく待ってから再度アクセスしてください。
移行元サーバーは移行先サーバーに統合されずサーバー管理一覧に残ります。移行元サーバーが不要な場合はサーバーの解約を行ってください。
移行失敗や簡易動作チェックでエラーが出ている場合
まずは下記記事から、エラー別の対処方法をご確認ください。
それでも解決しない場合は、かんたんWordPress移行を使わない方法での移行をお試しください。