
WordPressに「イベントカレンダー」を設置すれば、セミナーや店舗の営業日などの予定を訪問者に一目で伝えられます。この記事では、無料プラグイン「The Events Calendar(WordPress.org公式)」を使って以下の3つを実現する手順を解説します。
- 無料プラグイン「The Events Calendar」のインストールと有効化
- イベントの登録とカレンダー表示ページの作成
- カレンダーをメニューやウィジェットでサイトに表示する方法
目次
「イベントカレンダー」の設置に必要なもの(The Events Calendarとは)
イベントカレンダーの設置に必要なのは、専用プラグインを1つ入れることだけです。ここでは無料で使える定番プラグイン「The Events Calendar」を使います。
「The Events Calendar」は、有効インストール数70万以上の人気プラグインです(WordPress.org公式ページ)。
無料版でも、月表示・リスト表示・日表示のカレンダーに対応し、イベントごとに会場(Venue)や主催者(Organizer)を保存できます。公式ページによると35言語に翻訳済みで、日本語(Japanese)もローカライズ対応リストに明記されています。
STEP1:The Events Calendarをインストール・有効化する
まずはプラグインをインストールして有効化します。
1. プラグインを新規追加から検索する
WordPress管理画面の左メニューから「プラグイン」→「新規プラグインを追加」をクリックし、「プラグインの検索」欄に「The Events Calendar」と入力します。検索結果に表示されたプラグインの作者名や有効インストール数を確認し、同名の別プラグインと取り違えないようにしましょう。
2. インストールして有効化する
目的のプラグインが見つかったら「今すぐインストール」→「有効化」の順にクリックします。
有効化すると、左メニューに「イベント」という項目が追加されます。プラグイン一覧の「The Events Calendar」の行には「停止」「設定」「カレンダー」というリンクも表示され、「カレンダー」リンクから生成済みのカレンダーページへすぐにアクセスできます。

有効化直後に「Welcome to The Events Calendar」という英語のセットアップ画面が表示される場合があります。「Skip guided setup」をクリックすればスキップでき、あとから通常の管理画面で設定できます。
STEP2:最初のイベントを登録する

プラグインを有効化したら、さっそく最初のイベントを登録してみましょう。
1. イベントの新規追加画面を開く
左メニューの「イベント」→「新規イベントを追加」をクリックします。通常の投稿とよく似た編集画面が開きます。

2. タイトル・日時・会場(Venue)を入力する
まず画面上部にイベントのタイトルを入力します。次に、「イベントの設定」欄で開始日時・終了日時を選びます。終日のイベントなら該当のチェック欄を有効にします。
同じ「イベントの設定」欄には会場(Venue)と主催者(Organizer)を入力する項目もあります。会場名や住所を入れておくと、イベント詳細ページにGoogleマップで地図を表示できます(無料版に搭載の機能です)。

3. 説明とアイキャッチ画像を設定して公開する
本文欄にイベントの説明を書き、必要ならアイキャッチ画像を設定して「公開」をクリックします。
公開すると、イベント詳細ページが自動で作成されます。「詳細」「日付」「時間」といった情報と「カレンダーに追加」ボタンが表示されれば成功です。

STEP3:カレンダーをサイトに表示する

イベントを登録したら、カレンダーを訪問者が見られるようにサイトへ表示します。The Events Calendarは有効化した時点でカレンダーページを自動生成するため、あとはそれを案内するだけです。
1. カレンダーページのURLを確認する
The Events Calendarは、有効化するとカレンダー表示用のページを自動で用意します。URLは通常「あなたのサイトのURL/events/」の形式です。プラグイン一覧の「The Events Calendar」の行にある「カレンダー」リンクをクリックすれば、このページへ直接アクセスできます。
アクセスすると、「今後のイベント」という見出しとともに登録済みのイベント一覧が表示されます。

2. ナビゲーションメニューに追加する
訪問者がカレンダーにたどり着けるよう、サイトのメニューにリンクを追加します。左メニューの「外観」→「メニュー」を開きます。
「メニュー項目を追加」の一覧から「カスタムリンク」を開き、先ほどのカレンダーページURLを入力します。リンク文字列に「イベントカレンダー」などと設定して「メニューに追加」をクリックします。最後に「メニューを作成」または「メニューを保存」を押せば完了です。

3. ウィジェットで「イベントリスト」をサイドバーに表示する
サイドバーに今後の予定を並べたいときは、ウィジェットを使います。「The Events Calendar」には「イベントリスト」というウィジェットが用意されており、今後のイベントの一覧を表示できます。
左メニューの「外観」→「ウィジェット」を開き、利用できるウィジェットの一覧から「イベントリスト」を選んで、サイドバーなどのウィジェットエリアに追加します。これで登録済みのイベントが日付順に自動で並びます。

カレンダーの表示形式を切り替える(月表示・リスト表示・日表示)
「The Events Calendar」の無料版は、公式ページによると月表示・リスト表示・日表示の3つの表示形式に対応しています。
カレンダーページの「今後のイベント」という見出し部分をクリックすると、月間カレンダー形式の日付ピッカーが表示され、日付を選んでその日の予定を確認できます。もう一度見出しをクリックすると、元の一覧表示に戻ります。

予定を俯瞰したいときは一覧表示、特定の日の予定を確認したいときは月間カレンダーの日付ピッカーというように、用途に合わせて使い分けられます。
無料版でできないこと(PRO版との違い)

「The Events Calendar」はコア機能を無料で使えますが、一部の高度な機能は有料のPRO版でのみ利用できます。導入前に無料版の範囲を知っておくと安心です。
公式ページによると、無料版では次の機能が使えません。
- ショートコードでのカレンダー埋め込みは非対応(PRO版で利用可能)
- 繰り返しイベント(recurring events)の自動生成は非対応(PRO版限定)
このほかPRO版では、追加のカレンダー表示形式(additional calendar views)、カレンダー用ショートコード、高度なウィジェット(advanced widgets)、カスタムイベント項目(custom event fields)などが提供されます。
「毎週◯曜日のイベントを自動で作りたい」といった繰り返しイベントは無料版では自動生成できません。無料版で対応するには、1件ずつ手動で登録する必要があります。
逆に言えば、単発のイベントを登録してカレンダー表示する基本的な用途であれば、無料版だけで十分に運用できます。
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月額330円〜で利用でき、10日間の無料お試し期間も用意されています。
よくある質問
WordPressでカレンダーを作るプラグインのおすすめは?
「The Events Calendar」が定番です。WordPress.org公式ページによると有効インストール数は70万以上で、無料版でも月表示・リスト表示・日表示に対応しています。まず試すなら有力な選択肢です。
カレンダーにイベントを作成するにはどうすればいいですか?
左メニューの「イベント」→「新規イベントを追加」から登録します。タイトル・日時・会場を入力して公開するだけです。詳しい手順は「STEP2:最初のイベントを登録する」で解説しています。
WordPressでカレンダーを埋め込む方法は?
方法は主に2通りです。1つは有効化時に自動生成されるカレンダーページのURLをナビゲーションメニューに追加する方法、もう1つは「イベントリスト」ウィジェットをサイドバーなどに配置する方法です。用途に合わせて選べます。
WordPressでカレンダーブロックを作るには?
「The Events Calendar」の無料版は、ブロックエディタ専用のカレンダー表示ブロックを使う仕組みではありません。自動生成される固定のカレンダーページと、ウィジェットを使ってサイトに表示します。
WordPressでイベントカレンダーを表示するには?
プラグインを有効化すると、カレンダー表示用の「イベント」ページが自動で公開されます。このページにアクセスすれば、月表示・リスト表示・日表示でイベントを確認できます。
The Events Calendarは無料で使えますか?
コア機能は無料で使えます。イベント登録やカレンダー表示は無料版で完結します。ただし繰り返しイベントの自動生成などPRO限定機能は有料アドオンが必要です。詳しくは「無料版でできないこと(PRO版との違い)」をご覧ください。
スマホでもカレンダーは見やすく表示されますか?
「The Events Calendar」のカレンダーはレスポンシブ表示に対応しており、スマホの画面幅に合わせて表示が調整されます。実際の見え方はお使いのテーマにも左右されるため、公開前に自分の端末でも確認しておくと安心です。
無料版でできないことはありますか?
ショートコードによるカレンダー埋め込みと、繰り返しイベントの自動生成はPRO版限定です。単発イベントの登録・表示は無料版で問題なく行えます。詳細は「無料版でできないこと(PRO版との違い)」で解説しています。
まとめ
WordPressへの「イベントカレンダー」設置は、無料プラグイン「The Events Calendar」を使えば手軽に実現できます。プラグインを有効化し、イベントを登録し、カレンダーページをメニューやウィジェットで案内するという流れです。
無料版でも月表示・リスト表示・日表示に対応し、会場のGoogleマップ表示までカバーできます。単発イベントの告知であれば、無料版だけで十分に運用できます。
繰り返しイベントの自動生成やショートコード埋め込みが必要になったら、PRO版への移行を検討するとよいでしょう。まずは無料版でカレンダー運用を始めてみてください。
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